人生は何のためにあるのか?PART2
前回のPART1は、私の過去の経験をもとに
スピリチュアルの視点からの内容でした。
個人的な想いと抽象的な説明が重なっていますので、
理解し難い部分もあったかと思います。
今回のPART2では、私の実際の仕事や日常生活で
それがどのように活かされていったのか、
その辺について私の内面をより踏み込んで
観ていきたいと思います。
スピリチュアルを実際の生活の場で活かすことで、
精神的にも肉体的にも安定と向上を図ることができる
有効な手段となりますので、ご自身の状況に置き換える際、
何かしらの参考になればありがたく思います。
まず、私が転職を10回した動機を振り返ってしみました。
・会社での人間関係が嫌だった
・生活のためお金が必要だった
・最適な仕事を見つけたかった
このようなことから転職を繰り返してきたのですが…
さらに突き詰めて考えてみると、
最終的には「お金のため」でした。
しかし、この動機だけで転職していたわけではなく、
長年の営業経験がまだ通用するという
傲慢とも言える”プライド”が私の心の中に色濃く
存在していたことも要因の1つでした。
しかし、30年近く経過した今頃になって、
言い訳がましく思われるかも知れませんが、
天の計らいというか、神の計画というか、
私自身にしかわからない、寸分の狂いもない現実の変遷が
目の前にあったとわかった時、深い納得感と驚きを
感じることができました。
なぜ、今そのようなことが言えるのか、
疑問とか不思議に思われるかもしれません。
うまく説明できるかわからないのですが、
先述のように私の転職の根底にあったのは、
「お金」と「プライド」でした。
それらが結果的に転職先の会社(1~5社)での
“人間関係に支障をきたす”要因になっていました。
そして、6~8社目ではパニック障害で悩み、苦しみました。
ついに9社目で、うつ病を発症して仕事ができなくなりました。
2年半の療養期間を経て、
今の仕事、マンション管理員となりました。
“人間関係に支障をきたす”という状況は、
『心の変容が必要』との私への最初の優しい”メッセージ”でしたが、
そんなことなど気にも留めず無視していました。
次にパニック障害になった時も、
それが強化された”メッセージ”とは気づかず、
同様に無視したままでした。
“メッセージ”を無視し続けていた結果、うつ病になった時には、
どうやらその最終手段が発動されたようで、
心も身体も動けなくなってしまいました。
“心のズレ”が生じた時点から”メッセージ”があったにも関わらず、
すべて無視した末に心だけでなく身体も思うようにならなくなり、
“強制的に休まされる”という状態になったのです。
ここに至るまで、15年の年月を要しました。
遠回りしましたが、「”メッセージ”とは何か」、
その本質を身に染み込ませるように識るため、
私には必要な年月だったように思います。
そして、その後の2年半の療養期間は、
心と身体を完全に休ませ、社会復帰するための
リハビリ期間であるとともに、
「お金」と「プライド」という執着について
向き合うため準備期間だったように思います。
“メッセージ”は、全体でも在る内なる自分、『本当の自分』から
1日24時間、1年365日の間、常に示され続けています。
今の私は未熟ながらも、ごく一部かもしれませんが、
自分の感情の反応に気づいたり、自然や音楽などから感性を養ったり、
という行為を通して、少しずつスローなペースですが、
それがわかるようになってきたように感じています。
このことを焦らず地道に丁寧に行ない続けることによって、
直感やインスピレーションの精度が向上していきます。
またその結果、物事に対する判断力、識別心も磨かれていきます。
それを普段の日常の生活や仕事といった、自分が関わることに
在り方として最大限に活かしていく、
それがスピリチュアルの本質、真髄にもとづいた生き方なのです。