人生は何のためにあるのか?PART2
前回のPART1は、私の過去の経験をもとに
スピリチュアルの視点からの内容でした。
個人的な想いと抽象的な説明が重なっていますので、
理解し難い部分もあったかと思います。
今回のPART2では、私の実際の仕事や日常生活で
それがどのように活かされていったのか、
その辺について私の内面をより踏み込んで
観ていきたいと思います。
スピリチュアルを実際の生活の場で活かすことで、
精神的にも肉体的にも安定と向上を図ることができる
有効な手段となりますので、ご自身の状況に置き換える際、
何かしらの参考になればありがたく思います。
まず、私が転職を10回した動機を振り返ってしみました。
・会社での人間関係が嫌だった
・生活のためお金が必要だった
・最適な仕事を見つけたかった
このようなことから転職を繰り返してきたのですが…
さらに突き詰めて考えてみると、
最終的には「お金のため」でした。
しかし、この動機だけで転職していたわけではなく、
長年の営業経験がまだ通用するという
傲慢とも言える”プライド”が私の心の中に色濃く
存在していたことも要因の1つでした。
![](https://hikariari.com/wp1/wp-content/uploads/2020/09/CIMG0888-300x225.jpg)
しかし、30年近く経過した今頃になって、
言い訳がましく思われるかも知れませんが、
天の計らいというか、神の計画というか、
私自身にしかわからない、寸分の狂いもない現実の変遷が
目の前にあったとわかった時、深い納得感と驚きを
感じることができました。
なぜ、今そのようなことが言えるのか、
疑問とか不思議に思われるかもしれません。
うまく説明できるかわからないのですが、
先述のように私の転職の根底にあったのは、
「お金」と「プライド」でした。
それらが結果的に転職先の会社(1~5社)での
“人間関係に支障をきたす”要因になっていました。
そして、6~8社目ではパニック障害で悩み、苦しみました。
ついに9社目で、うつ病を発症して仕事ができなくなりました。
2年半の療養期間を経て、
今の仕事、マンション管理員となりました。
“人間関係に支障をきたす”という状況は、
『心の変容が必要』との私への最初の優しい”メッセージ”でしたが、
そんなことなど気にも留めず無視していました。
次にパニック障害になった時も、
それが強化された”メッセージ”とは気づかず、
同様に無視したままでした。
“メッセージ”を無視し続けていた結果、うつ病になった時には、
どうやらその最終手段が発動されたようで、
心も身体も動けなくなってしまいました。
“心のズレ”が生じた時点から”メッセージ”があったにも関わらず、
すべて無視した末に心だけでなく身体も思うようにならなくなり、
“強制的に休まされる”という状態になったのです。
ここに至るまで、15年の年月を要しました。
遠回りしましたが、「”メッセージ”とは何か」、
その本質を身に染み込ませるように識るため、
私には必要な年月だったように思います。
そして、その後の2年半の療養期間は、
心と身体を完全に休ませ、社会復帰するための
リハビリ期間であるとともに、
「お金」と「プライド」という執着について
向き合うため準備期間だったように思います。
“メッセージ”は、全体でも在る内なる自分、『本当の自分』から
1日24時間、1年365日の間、常に示され続けています。
今の私は未熟ながらも、ごく一部かもしれませんが、
自分の感情の反応に気づいたり、自然や音楽などから感性を養ったり、
という行為を通して、少しずつスローなペースですが、
それがわかるようになってきたように感じています。
このことを焦らず地道に丁寧に行ない続けることによって、
直感やインスピレーションの精度が向上していきます。
またその結果、物事に対する判断力、識別心も磨かれていきます。
それを普段の日常の生活や仕事といった、自分が関わることに
在り方として最大限に活かしていく、
それがスピリチュアルの本質、真髄にもとづいた生き方なのです。