腰痛の施術を通して学んだこと

近年、加齢、老化により身体にさまざな症状が出てきました。
中でも椎間板ヘルニアが原因となる坐骨神経痛には
悩まされました。

以前から腰痛が頻繁にあり、悩みの種のひとつでは
あったのですが、今回の坐骨神経痛の発症は
これまで経験したことのない痛みやシビレが出て、
不快感を感じる日々の連続でした。

今までやっていた体操が通用しなくなり、
クイック・マッサージに頻繁に通い、
整形外科に行ってMRIの診断を受けました。

藁をもすがる思いで、関連本を通しての購入し、
運動療法を試してみたものの、
思った程の効果がありませんでした。

それでもめげず3冊目の本を読み、
「取りあえず、やってみよう」と思い立ち、
巻末にあったQRコードにアクセスして動画を見ながら、
その運動を2週間程続けた結果、
改善の兆候が見られました。

これを糸口に本の著者の情報をネットで拾い出し、
地元でその運動を指導するインストラクターを
見つけることができました。

早速、そのインストラクターと連絡を取り、
実際に指導を受け、自宅で運動を続けて
4ヶ月が過ぎました。

日々続けた努力の甲斐があって、
少しずつゆっくりではありますが、
神経痛特有のシビレと痛みが緩和され、

その陰で、日常生活や仕事での身体の動きに
支障をきたすことがほぼなくなりましたので、
今後もこのプログラムは続けようと思っています。

今回の一連の経験を通じて思ったことは、
『継続の意義』をより深く見出だせたことに
尽きるように思います。

ヨガの1つである、
『カルマ・ヨガ』として取り組んでいくと、
すんなり&しっくりと来るのがわかり、

今の私には“ビッタリと性に合っていた”
という言い方もできるかと思います。

ただし、こんな時にこそ注意して、
気をつけるようにしたい想いが、
“良いもの”として受け入れ、
信じることまでは良いとして、

その先は、“のめり込み過ぎない、過信しない”
ということが大切だと思います。

仮にそうなってしまったとしても、
生きている限り、気がついた時点で、
「いつでも修正は可能だ」と知っていれば、
楽な気持ちになり、“仕切り直し”が可能です。

いずれにしても、どんなことに取り組むにせよ、
“偏らないバランス感覚を保つ”と意識することが、
価値観の幅を広げ、識別心の質を高めていく上で
重要と言えるのではないでしょうか。

そして、今回の経験を通して思うのは、
自分の肉体に限らず、お金、不動産、地位といった、
この世で必要と考えられているものはすべて
手に入れたとしても、

視点を変えれば、それ自体は、
“一時的なモノ”に過ぎず、どんなにあがいたところで、
死んだら、あの世に持っていけないものはがりです。

そのことを私たちは頭で理解はしていても、
“本当にわかっていない、理解していない”
というのが実情ではないでしょうか。

日々、少しずつでもいいから意識して、
謙虚で素直な気持ちになりるよう心がけ、

『すべては神様からの預かりものに過ぎない』

そんな誠実で純粋な想いを心の中にしっかりと
根付かせていき、全体のために活かしていきたい、
と真剣に考えるようになってきました。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
このブログの感想のコメントを一言でも頂けたら
今後の励みになります。

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