男と女のメンタルの違い

最近、我が家の夫婦の会話の中で、

「男性の方が自殺者が多い」

そんな話が家内から出て来ました。

その理由は、悩んだり苦しんだりした時、
女性の方が占い師や知人に自分の感情や想いを
吐き出すことに長けていて、

その結果、心がスッキリする術を持っている、
という考えからでした。

一方、男性の方が比較的に仕事に就き社会的責任を
抱えている人が多く、その影響からか、
心にある感情を抑えたり、無視したり、
それが負荷、ダメ押しとなるという考えでした。

所詮、どちらも個人的な考えなので、
確かな根拠や裏付けに基づいたものでなく、
単にその傾向があるという憶測程度の話でした。

それを聞いた私の感想ですが、
傾向について私も過去に同様の経験があったので、
理解できる反面、

「男ってそんなにメンタルに弱い?」

というプライドか意地かわかりませんが、
何か心に引っかかるような疑問が残りました。

そんな疑問がキッカケとなり、
より本質の視点で観察していくと、
意外な点を見つけることができましたので、
それをシェアしたいと思います。+

おそらく、ほとんどの人は気づいていない、
もしくし知らないことなのですが、
私たちの“心の動きは、エネルギーの動き”であり、
完璧な『エネルギーの法則』によって、
日常の至るところで機能しています。

『エネルギーの法則』とは目には見えませんが、
人間の意識が向けられたところに注がれる
という特徴があり、その時どう判断するかで
その後の状況が異なってきます。

さらに特徴として、何らかの想いで発せられた
エネルギーは、その目的が成就しない限り、
決して消滅することはありません。

だから、もし、コントロールが可能であるなら、
スルーする、受け流すといった、一見すると、
無視する、非情な対応をすることが、
最善の選択、策と成り得ます。

一方、人目、体裁、メンツと言った表面的なことに、
神経を使い、それらを気にする傾向が強まり、
真面目に受け留め、自分の責任と考え込んでしまうと、

心の中で抑え込んだり、悩みや苦しみを抱え込んで、
どんどん自分を追い込み、私が過去に医師の診断書に
記載された「希死念慮」の状態となり、極端な場合、
自殺に至るケースもできます。

もともとは、“男と女の違い”というのは、
仕事を初め生まれ育った環境の違い、
本人の性格、性質などが絡み合うことで、

独自の思考パターンから生み出された
観念の一つに過ぎない、
そんな風に思えるのです。

もし、そのような視点から、この状況を捉えていくと、
“男と女の違い“という見方、観念は、一種の限定された
ものとして捉えることもでき、

見方を変えたなら、勘違い、思い違いという
可能性も十分にあり、さらに“幻想”“幻惑”という、
『実態でないもの』を相手に解決方法が見つからず、
結果として、悩み、苦しみを増長している状況を
自ら創り出しているとも言えます。

そして、とても興味深いことに、
このことは、怒り、憎しみ、憤り、悲しみ、喜び、
不安、恐怖、心配、焦り、迷いといった、
私たち人間の心から出てくるあらゆる感情や想いにも
すべて当てはまることにあります。

結論を言えば、『実態でないもの』に対して、
私たちはエネルギーを注ぎ込むのか、
もしくはそれを相手にせず、別の必要なことに注ぎ込むかの
選択をすることで、その後の展開が想像を超えた形で、
大きく変わってくることになるわけです。

ある意味、男性の方が、メンツやプライドから、
恥をかきたくない、弱みを見せたくない、
対人関係が苦手というような傾向があると
見受けられるからか、

『エネルギーの法則』に準じた形に従って、
サラッと受け流したり、抵抗せず素直に物事と向き合い、
ゴチャゴチャ考えずに取り組んでいけばいいものを、
わさわざ自らハードルを高く設定してしまう”ことが
仇となっている可能性もあるわけです。

しかし、もし、それが事実だったとしても、
「最悪だ」と自ら後悔や卑下するのではなく、
設定した”ハードル”のも同じく『実態でないもの』ですので、
そのことに気がつけば『魂の成長の糧』となるので、
それでOKサインとなるのです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
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今後の励みになります。

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