人生の岐路の決断でわかったこと Part3

話が少しさかのぼりますが、今回の一連の出来事とは関係なく
実は以前から転職を考えていました。
転職といっても職種は同じマンション管理員で
応募するつもりでした。

自宅からほど近いところに建設中のマンションがあり、
採用情報もマンション管理会社に問い合わせていて、
履歴書も準備してていました。

なぜ、10年以上勤めた仕事を辞め転職しようと思ったか、
その理由は3つありました。

今思うとこれら3つの理由は、今回の出来事に至る
伏線のように理解する方が妥当だと思えてきました。

その1つ目は「体力の限界」でした。

もともと腰痛持ちだったのですが、
ある日、急に足が上がらず歩けなくなり、
かかりつけの整形外科で受診して精密検査(MRI)をしたところ、
“脊柱管狭窄症”と診断されました。

それからというもの力仕事を極力避けるようになりました。
どうしても力仕事をしなければならない状況になると、
頭に不安と心配が過ぎるのが定着していました。

その結果、仕事のパフォーマンスが低下して
今までよりクウォリティーが落ちてしまい、
それが”負い目”となって自分を責めたり、
憂うつ気分となることが度々ありました。

今の現場ではどうしても負担から
無理な状況が発生することがあり、
年を追う毎にリカバリーするパワーが
限界に近いことを感じていました。

2つ目は「所属会社にもう付いていけなくなった」ことです。

誰も仕事の責任を最後まで追おうとしない体質に加え、
会社の上層部の指示通りに忠実に従うイエスマン対応が
いつの間にか主流となり、

そのシワ寄せが配下の私たちにそのまま下りてくることが
当たり前のようになっていきました。

パワハラまでいかないまでもプレッシャーをかける行為が
目に付くだけでなく、肌で感じらるようになり、
“違和感”だけが大きくなっていきました。

“今まで活かされてきた自由性が制約されるようになっていった”、
そんな変化が感じられました。

最近になってその“違和感”の裏付けとなるようなことが、
ある出来事を通してわかってきました。

それは確たる証拠はないものの、某管理者の不可解な行動から、
書類捏造という不正疑惑が浮かび上がってきたにも関わらず、
それを隠蔽しようとする動きがあったことが一因でした。

個人的に告発するつもりはありませんが、
その利己的な行為による影響が結果として、
私たちにも及んでいたことが、
“袂を分かつ分かれ目”となりました。

「煩わしさに縛られず、自分らしく自由であり続けたい」

頭デッカチの思考ではなく、
『魂からの本当の望み』からの想いが
日毎にわかり出してきたように思います。

3つ目は「仕事の慣れからのおごり」です。
これは主にマンション住居者との人間関係を指しています。

“人間関係における慣れ”は、時間をかけながら、
親しくなっていくことでお互いの信頼関係を
築いていく一方で、慣れ親しくなり過ぎることによって
“度を超えた行為”に発展する恐れがあります。

実際にその”度を超えた行為”を何度も起こしてしまい、
その度気づいては反省をしていました。

「親しき仲にも礼儀あり」ということわざを
自分の心に言い聞かすようにしても、
完結には至りませんでした。

言い換えれば、”おごり”には気がついても、
また、それを自分で修正することはできても、
“おごり”そのものをなくすことができなかった、
ということです。

人によっては、
「それが当たり前、十分なのでは」、
と思われるかもしれませんが、

それは私にとって中途半端な妥協という解釈となり、
納得のいかないまま時間だけが流れていきました。

結局、これら3つの理由は、私の心の中に留めたまま、
表に出すことはありませんでした。

ここまでよく読んでもらったらわかると思いますが、
これら3つの理由は、私の“願望”であると同時に“わがまま”
つまり“エゴそのもの”であったということです。

なおかつ、私が勝手に頭の中で描いていた、
単なる“妄想”でしかなかったということです。

しかし、私の想いが“エゴや妄想”であろうとなかろうと、
“願望”を実現する“自然法則”が必ず働きますので、
実際に現象として現れたのが、前々回と前回に投稿した内容の
出来事だったと受け留めるとしっくり納得がいきます。

さらに言うと、個人的な事情や理由がどうであれ、
その結果として起きた出来事からは逃れられず、
素直に向き合うという選択をするのが、
『魂の成長』のプロセスとわかってきました。

その時の最も大切な心掛けとして、
できる最大限の対応を真剣に心を込めて実践することが
最善の方向へと導かれていくと信じるしかない、
そのように思っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
このブログの感想のコメントを一言でも頂けたら今後の励みになります。
どうぞよろしくお願い致します。

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