人間関係で親子関係が最も難しい

前々回のブログで“協力者”という言葉が出てきましたが、
詳しくは触れていませんでした。

人によってさまざなケースがあると思いますが、
あなたは“家族の縁”について考えたことは
ありますでしょうか?

“人間関係の縁”というのは本人がこの地上に生まれる前から、
事前にある程度決まっていると言われています。

また、“魂の設定”を自分で決めてきたという側面からすれば、
決して“偶然”はなく“必然”という見方になっていきます。

特に、家族や親族と言った身近な人間関係については、
より詳細に具体的に決めてきたという可能性が高い
という言い方もできます。

人間的な視点からすると、
価値観や考え方が同じような方向性を持っていれば、
“気が合う”とか相性がいい”とかという
穏やかで調和が取れている感じになりがちで、

ところが、異なる方向性を持っていれば、
“衝突する”とか”反発する”とかという
ギスギスした不調和な感じになりがちです。

以上の事柄を前提にしてながら、
今回は私の家族の親子関係の実例について
述べていきたいと思います。

他人との人間関係に比べれば、
“心の距離感”という感覚的な表現をするならば、
親子関係というのは最も近しいが故に、
お互いに心から認め合うということが難しく、
難易度が高いという言い方もできるかと思います。

言い方を換えるならば、
自分の心(魂)を存分に鍛え上げてくれる、

“最強の協力者”

そんな言い方もできるように思います。


また、見方を換えるなら、

“最強の協力者”ということは、

この非常に手強い相手との課題をクリアすれば、
比較的にハードルの低いと想定できる、
他人との人間関係の課題にも有効に応用できる
要素を十分に含んでいます。

さて、実際に我が子を目の当たりにして、
今まで対応してきたことを振り返ってみると、
マニュアルめいた決まった形というものは
特にありません。

日によって、また本人のその日の心身の体調、
場の環境や条件によって、すべて異なってきますので、
大事なのは我が子から醸しだされている雰囲気を
できるだけ感じ取っていきながら、

自分の内側に意識を向けながら、
慎重に注意深く、想い、言葉、行動に移していく、
もしくは表現していくということを日々心がけていくこと
だと思っています。

価値観や考え方の違い、または勘違い、思い違いといった、
お互いに噛み合わない、理解し合えないという
不調和な状況に陥りがちな場合、

これはケースバイケースですが、
相手を無視しない程度に態度を維持しつつ、
物理的に距離を置くようにしたり、
会話やサポートを必要最低限に留めたり、
というようにさまざまな手法があります。

しかし、最も重要なことは、

『非情になる』

『期待しない』

この2点に尽きると思います。

前者は親の立場として『情』を掛けたり、
流されたりしないということです。

よく誤解され勘違いされやすいのですが、
『情』とは『愛』ではありません。
しかし、『非情』『愛』の表現なのです。

『情』をつぶさに観ていくと、
我が子に対する執着心、支配欲、エゴと言っても、
過言ではありません。

また、後者はそのものズバリの意味ですが、
お互いに信頼関係がある一方で、
相手を頼りにしているという側面もあり、

その結果として、自分にとって都合よく、
また思い通りにいかないことによって、
怒り、憤りへと発展していきます。

この状態もまた自我意識(エゴ)の現れなのです。

実はこの2点の取り組みが私の今の目標であり、
只今、我が子を相手に試行錯誤をしながら、
訓練中の状況であります。

本音を言えば、突破口がなかなか見つからず、
かなり手こずっている最中ですが、
これまでの心の学びが要所々々で役に立ち、
めげずに気持ちを立ち直せることが
できているように思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
このブログの感想のコメントを一言でも頂けたら
今後の励みになります。

どうぞよろしくお願い致します。

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