お金との正しい向き合い方 Part2

人は各々さまざな価値観を持って生活をしています。
その価値観を最もわかりやすく示すものと言えるは、
“お金”だと思います。

さらに言えば”お金”は執着の度合いを示すものとも言えます。

最近になって私はこのお金に対する向き合い方に
変化が生じてきたので、今回はそのことについて
触れていきたいと思います。

私たち人間がこの地球上で生活していくために必要なものとして、
「衣」「食」「住」、その他に保険や税金など、
すべてにお金が絡んでいます。

極端な言い方をすれば、

「お金がないと生きていけない」

ということになります。

確かにそれは事実としての一側面であると言えるのですが、
私たちがよく勘違いしがちなのは、

「お金がさえあればなんとかなる」

「お金がないと何もできない」

そのような盲信に陥ることです。

また、一方ではお金の盲信について、
「自分はそんなことはない」
と否定の姿勢を取ったり、

「お金がすべてではない」
と理想を追い求めたり、

「お金に対する執着を捨てたい」
という願望に囚われたり、

表面でキレイごとの思考に走ることで
自己肯定するパターンもあります。

どちらの場合も結果として、

“お金に縛られている”、もしくは”囚われている”

ということになります。

それでは、最終的にお金に対して私たちは、
どのような向き合い方をしていったらいいのでしょうか?

まず、原則論として真剣に向き合え続けられるかどうかに
かかってきます。

つまり、“お金がないと本当にダメなのか”
そのことを真剣に突き詰めていけるかどうかにかかっている、
ということになります。

欲しいモノを手に入れたければお金が必要となります。
また、必要なモノを手に入れたければ同じくお金が必要となります。

しかし、それは本当に欲しいモノなのか、
また、本当に必要なモノなのか、

もともとどんなことがキッカケで
お金が欲しい、必要と思うようになったのか、

ここで一番大事なのは”動機”をより明確にすること、
そこに注意を向ける必要があるということです。

その”動機”こそがこの後の行動を起こした後、
反省など検証することで識別心の精度を上げていく、
という方向に自分の心を導いていけたらベストなのです。

そして、どのような選択をしたにしろ、
最終的に自分で導き出し決断したその答えこそが
『最善の選択』となります。

ただし、この『最善の選択』とは自分とって都合のいい、
メリットばかりのベストな選択であるとは限りません。

新たな苦悩や不安を生み出す展開だったり、
金銭トラブルに巻き込まれ借金を抱えて込んでしまったり、
そんな思ってもみない状況に遭遇してしまう
可能性もあるということです。

後で振り返ってベストな選択であろうとなかろうと、
また、その選択の結果が良かろうが悪かろうがに関係なく、
どんな場合であっても『最善の選択』が示されていてた、
そのように心から思えることが重要なのです。

また、欲しいモノを買いたくてもお金がないから買えない、
だから、お金が貯まるまで買うのをひたすら我慢するという
“精神的な抑圧”にも注意する必要があります。

これもその人の性格や性質、そしてその状況によりけりですが、
本人も知らない間にストレスが溜まっていく可能性があるからです。
いっそどこかで踏ん切りをつけて多少無理してでも
買う選択をした方が心が楽になり、後になって良かったと
思えるケースもあります。

「後悔先に立たず」ということわざがあります。
お金と正しく向き合い、使っていくのなら、
このことわざがその本質を示していると私は思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
このブログの感想のコメントを一言でも頂けたら今後の励みになります。
どうぞよろしくお願い致します。

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