『心を開く』とは

最近、身体の健康のことを考え、
サプリメントを新たに購入してしばらく
飲み続けていたのですが、

日が経つにつれ、その効果と価格に対して、
疑問が湧き上がってスッキリしない気分となり、
購入を続けるか、やめるかで迷いが生じました。

まさかそんな気分になるとは自分でも
思ってもいませんでしたので、
思い切っての販売元の相談窓口に
電話を入れることにしました。

今までの経験からこのようなケースでは、
マニュアル通りの型にはまったトークと対応で、
キャンセルを引き止められるパターンが多く、

よっぽど意志を強く持たない限り、
さらに迷ってしまい、判断を躊躇してしまう
ケースになっていました。

しかし、今回は今までとは全く違った、
“予想外の驚きの展開”となりました。

モヤモヤした気持ちで応対したオペレーター(女性)に
いろいろと私の考えや体調のことを話したところ、
どういうわけか、今度は彼女自身の身体を含めた、
プライベートな事柄を話されたのです。

既往症を含め重篤な病歴のことを聴いて、
私はア然としてしまい、返す言葉がありませんでした。
初めての電話だけのやり取りで、ディープな内容を
聴いたことなど今までありませんでした。

私の心の中では驚きとともに神妙な心境へと
変化していくことで、その結果として、
安心感、信頼感へとつなかっていきました。

言わば、心が通じ合うことによって、
お互い同士でカウンセリングを行っていた、
そんな感覚だったように思います。

これまで人生で全く関わりのない人であり、
このような展開は予想は全く不可能で、
お互いに“心を開いている”という状態であり、
“魂が共鳴し合っている”という表現になるかと思います。

ちょうどそんな時タイミングよく、
今回の私の経験に符合するように、
インドの聖者アンマのメッセージが
目に留まりましたので、下記に引用します。

あなたが自分を捧げれば捧げるほど、
それだけあなたは心開かれます。
心が開かれれば開かれるほど、
それだけ愛を体験します。
あなたが愛をあたえればあたえるほど、
それだけ恩寵を受け取ります。
その恩寵が、あなたをゴールまで運びます。

              ーーアンマ

(マートルヴァーニ日本語版 2021年12月号 巻末より)

改めて、『心を開く』の重要性を身に染みて
感じ入る想いとなりました。

『心を開く』を言葉にすれば簡単ですが、
かと言って自分の頭で考えて思った通りに運ぶ、
そんな単純なものではありません。

お互いの話を通して、瞬間、瞬間こどに
展開が目まぐるしく変わってい き、
“心のキャッチボール”をしていく中で、
一瞬でも気をそらしたなら、

“すべて失ってしまう”、

それほど繊細で微妙な感覚を頼りに
話を進めていったように思います。

“心と心とが触れ合う世界”と言ってしまうと、
当人同士でなければ、なかなか理解できような
ことではありません。

それはまた、その時、その心境や環境で生み出された
出来事であり、二度と再現することができません。

常日頃から、自分の心とどのように向き合っていくか、
それが焦点となるように感じています。

アンマが言われているように、
『心を開く』とはまさに愛の表現であると、
つくづく思い知らされる出来事だったように思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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