『魂の目覚め』の希少性と重要性

私のブログでよく使っている表現で、

「そのような人はほとんどいません」

「ほんのごくわずかな人に過ぎません」

「極めて少数の人たちです」

というようなものがあります。

もともと主観的な解釈であったことと、
何の根拠もありませんでしたので、
特に具体的な数値で表す必要性が
ありませんでした。

しかし、反対に根拠や裏付けもないのに、
“具体的な数値”をあげてしまうと、
数値だけが一人歩きしていまい、
人によって誤解、不信感、不安、心配、悲観など、

また、人間関係特に他人との間で、
この情報がもととなって、いざこざ、競い合い、
妬み、嫉妬といった感情など、

これまでにない新たに強烈な分離感を生み出し、
不調和な関係へと発展してしまう
可能性も秘めています。

そのような危惧される事態が十分に考えられ、
予想もできるため、
あくまでも私個人による主観中心の偏った考えの
表現ということもあり、あえて表に出さぬよう
ここまで伏せておりました。

一方で、そのような中途半端で曖昧な表現では、
どうしてもピントがボケているという感覚、
想いで受け留めてしまうことはぬぐえませんでした。

よりわかりやすく、納得に至るような表現はできないものか、
と考えに考えた挙げ句、

あくまでも主観的な感覚の変化を感じ取ることを通じ、
さらに解釈を深めた形で具体的な数値で表してく
必要性があるという想いになりました。

そんな想いを私の経験をペースに
これまで受け取ってきた情報をもとに、
ある数値が浮かび上がてきました。

それが、
「99.999%」
という数値でした。

人口の99.999%の割合とは計算上、
10万人に1人ということになります。

この10万人という人数について、
思い当たる内容の文章がありますので、
下記に引用します。

21世紀初頭の黎明の時期においては、
およそ十万人が普遍意識の自覚に至ることができた時点が
臨界レヴェルとなって、他の恒星系に帰る人達は別にして、
地上および地球圏の精神階層にいた人たちを、
それ以降の新しい地球に繋がることのできる波動レヴェルにまで
高めることが可能になりました。
人類は全体でひとつですから、ひとりの人間の意識が高まれば
それは地球全体の生命、太陽系、銀河系、そして宇宙全体の意識を
内側から引き上げることになったのです。
したがって全体の意識レヴェルを引き上げる効果としても
最も強力な手段となるひとりの人間の解脱は、
単なる個人的な目的ではなく、人類全体、更には宇宙全体に
量り識れない貢献をもたらす、全体の目的にも一致していたのです。

(新版 黎明 葦原瑞穂著 太陽出版 上巻 p268 L12~18)

また、古代インドの聖典「バガヴァッド・ギーター」には、
下記の表現があります。

何千人もの人々の中で、まれに1人が成就に向けて努力する。
努力している成就者たちの中でも、まれに1人が実際に私を知る。

(バガヴァッド・ギーター詳細 藤田 晃著 p189 L9~10)

いずれの引用から言えることは、
希少とも言える、極めて少ない人数ということです。

ここまで書きながら、
不審で無責任と思われるかも知れませんが、
実はなぜこのようなことを書いてきたのか、
私自身がその本質的な意味が全くと言っていい程、
わかりませんでした。

ところが、しばらく時間を置いてい間に、
「それはこのことだったのか!」
と突然、腑に落ちたのです。

それはズバリ、

『魂の目覚め』

ということだったのです。

つまり、人生の真の目的は、
目の前で起きるさまざまな出来事を通して、
そこから学んだ経験を積んで活かすことにより、
最終的に『魂の目覚め』へと歩んでいくことにある
ということです。

確かに普段の仕事や生活している中においては、
このようなことを言ったところで、
ピンと来ない、もしくは理解できないというのが
普通であり当然のことだと思います。

しかし、そのような状態は例えて言うなら、
平穏無事で苦悩さえもあまり感じていない、
外的な状況による刺激や影響もほとんど受けず、
まるで“魂が眠っているような状態”とも言えます。

そして、『魂の目覚め』を仮に自覚しようと
頭で考え思ったとしても、朝に起床するため、
夜に睡眠を取ることとは全く次元が異なることで、

魂自体がもとから眠っているような状態であるならば、
魂が自らが目覚めることなど決してありません。

端的に結論を言えば、
人生の苦悩や困難に正面から向き合うという姿勢を
最初から最後まで貫くことによって、
ようやく『魂の目覚め』の初歩段階の準備が
始まりつつあるということになります。

インドの聖者アンマの回顧録の本に、
「目覚めよ、子供たち」というタイトルの本が
あるのですが、そこに書かれている内容が
『魂の目覚め』を目的としていることが明確となり、
より納得度が向上したように思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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