他人との価値観や固定観念の違いから学ぶ Part2
前回の最後で、
「今の自分に必要な新たな課題が提示されたと思い、
今回の経験を今後どのように活かしていくのか」
と自分に向かって問いかけをしました。
それは、私自身が冷静さに欠けていて、
自分を見失ってしまいがちだった不安定な心の状態、
過去の事例や今までの経験をもとに話をしても
相手に聞き入れてもらえない、
わかってもらえないことへの焦りと怒り、
など落ち込んだ心の状態となり、
そこから抜け出そうと意識し出して、
その心の状態から“距離を置く”ことによって
本来の自分へ戻っていけたように思います。
この間、その心境に至るまで
数日間を要した状況でした。
私自身が落ち込んだままの心の状態でいるのが、
嫌だったという反動?を利用した感じの
“心の転換”だったように思います。
しかし、私の心が冷静さを取り戻すことが
できたとしても、現実は相手と間で
問題が解決したわけではありません。
このままでは現実世界では問題が未解決のままとなり、
どうすることもできないとあきらめてしまうことで、
中途半端な状態に終わってしまいがちです。
![](https://hikariari.com/wp1/wp-content/uploads/2022/02/CIMG0107-300x225.jpg)
ただし、私たちの心の世界である、
想念の精神領域では状況が異なります。
その世界では、言動という形でなくとも、
“以心伝心”という言葉があるように、
“自分の想いは必ず相手に伝わります”
私たちはそのような機会に出会うことが少ないため、
信じ難いことと思われても仕方ありませんが、
それが本当ことであり真実なのです。
では、今回のようなケースのような時に、
具体的にどうすればいいのかというと、
相手に対して自分の想いを“祈り”という表現で
伝えていくということになります。
確かに現実としてはすべて終わっており、
既に過去の出来事となっています。
ところが、想念の精神領域では過去、現在、未来という
時間の観念が存在しません。
つまり、今回のように過去の出来事であったとしても、
“祈り”という想念を放てば相手に届くということです。
“祈り”の言葉は特に決まりというものはなく、
もし、彼らが目の前に居るというイメージを浮かべながら、
「落ち着いた和やかな気持ちで接することができますように」
「平安な心で調和の雰囲気で話ができますように」
というような言葉を丁寧に真心を込めて心の中で唱える、
これだけのことです。
そして大事なことは、
「本当に相手に伝わるのか」という疑念、
「伝わって相手の心が変わって欲しい」という期待、
「そんなことをしても伝わるわけがない」という否定感など、
つい祈った後に想ってしまうと、せっかく放った“祈り”を
打ち消してしまい、やった意味がなくなってしまいます。
“祈り”が終わったらそれで終了となり、
後は何も考えないというのがベストです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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