人生の岐路の決断でわかったこと Part1

今回のブログは、我家で飼っているペットに起きた話です。
ペット に興味や関心のない方は飛ばして読んでも構いません。

ただ、この出来事は単なるペットだけの話ではないという、
時間の経過とともにある種の確信に近いことに
気づくことができましたので、話を整理しながら
シェアしていきたいと思っています。

ある日の早朝、16歳のオスの老犬が急に立てなくなり、
気が動転して部屋の床に粗相をしてしまう事態となりました。

その日の夕方、かかりつけの動物病院で診察を受けたところ、
「身体の動きから、椎間板ヘルニアの可能性がある」
との診断でした。

しかし、その後に嘔吐と下痢、目の異常、歯周病の悪化と
他の症状が立て続けに出たため、動物病院に通い詰める日々
となりました。

幸い治療の効果があったようで、ゆっくりではありますが、
回復へと向かいました。

ただ、椎間板ヘルニアは高齢のため治る見込みがなく、
いつ何時でも再発する可能性がありました。

実際、その月に4度再発して、
たまたま、私たち夫婦が在宅していたので、
何とか介護することができました。

現実として日々の様子を見る以外に方法はありません。

“日々の様子を見る”といっても、
私たち夫婦のどちらかが24時間付きっきりで
看病や介護をすることは2人とも仕事をしている以上、
不可能なことです。

そうかと言って、今までのように一匹のまま
留守番させるとなると、誰も対応できない事態となり、
再発した椎間板ヘルニアの痛々しい身体の状態を
何度も目の当たりにしてしまうと、

やはり、今までの長年一緒に生活を共にした、
飼い主の心情として、

「目を離すわけにいかない」、

という心境になりました。

その結果、私たち夫婦が仕事をしている間、
近くにある犬のデイサービスに
預かってもらうこととなりました。

ところが、このデイサービスに預けてわかったことがあり、
我家の老犬は自宅以外の場所ではストレスと緊張からか、
自ら行動を極端に制限するようになっていたようなのです。

具体的にはデイサービスの間中、
水やおやつをあげても全く飲んだり
食べたりせず、自宅に戻ってきました。

つまり、 デイサービスに預かってもらっている時間中、
飲まず食わずの絶食状態になるわけです。

まだ若い年齢の頃なら、さほど気にする必要はないのでしょうが、
犬の16歳は人間の年齢の85歳過ぎに相当しますので、
絶食状態に加え、椎間板ヘルニア、歯周病などの持病があると
命に関わる危険性が十分にあります。

また、犬をデイサービスに預けるということは、
当然のことながら預けた分の費用も
かかってくることになります。

つまり、我家の家計が日を追うごとに苦しくなる
ということです。

「では、どうすればいいのか?」

この課題が目の前に突きつけられ、心の中で強烈な葛藤が生じ、
まさに岐路に立たされたという感じになり、
何らかの決断をしなければならない状況となりました。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
このブログの感想のコメントを一言でも頂けたら今後の励みになります。
どうぞよろしくお願い致します。

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