『埋め合わせの法則』を深く識る

前回のブログで『波動』について触れましたが、
周囲の状況とか自分の精神や心の状態という感じの
内容でした。

実はこの『波動』という視野は、そのような身近な状況に留まらず、
“人生単位”とか生死の繰り返しの“転生単位”という
より長い時間経過で観ることもできます。

♫「人生、楽ありゃ、苦もあるさ~」
その昔、人気時代劇としてシリーズ化していた、
水戸黄門の主題歌「ああ人生に涙あり」の初めの部分です。

このフレーズが、まさに”人生の浮き沈み”という、
言わば、人生単位の『波動』を示していると言えます。

かつてインドの聖者、アンマが帰依者から
こんな相談を受けたことがありました。

「どうして、貧困でとても苦しい生活が続くのか?」

アンマは、その帰依者にこんな回答をされました。

「今生でそのような苦しく辛い状況は、
巡り合わせでそうなっているだけのことです。
来生ではきっと裕福で幸せな人生になります。
ただ、それを繰り返しているだけです。」

過去生、今生、来生という生死を繰り返しての転生においても、
それが『波動』で示されているということなのです。

つまり、“いいこともあれば、悪いことある”、
それが“人生単位”、もっと大きなスパンでは”転生単位”
波のような浮き沈みがあるということです。

そして、最終的には、個人的にあるいは周囲でどんなことがあろうと
“プラスにもマイナスにも偏らない”、
“損も得もない”、必ず帳尻が合う、

これが『埋め合わせの法則』と言われているものです。

この『埋め合わせの法則』を頭での知識ではなく経験を通して、
心に染み込ませるように理解できるようになれば、
現在の自分の置かれている境遇に対する不満や、
また絶望的と思われる大変な苦境に陥った場合でも、

静かに落ち着いて考えることができれば、
たとえ現状が今までと変わらなくても、
あなた自身が浮上できるヒントが必ず見つかるはずです。

そして、最も重要なことは、そこまでたどり着いたならば、
そのプロセスをしっかりと観察し、その事柄から

“何を学ばなければならなかったのか”、

“どのような意味があったのか”、

“なぜ向き合わなければならなかったのか”、

ということをご自分で丁寧に振り返って検証していくと、
人生の目的、指針とも言える“大切なモノ”
いずれ少しずつ観えてきます。

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