目の前で起きていることがすべて Part5

これまで『カルマ・ヨガ』の向き合い方について
述べてきましたが、
「目の前のことにその時できる限りの
 想いを込めて丁寧に行なう」、
と言っても、

普段している家事や仕事に対して、
実際にどのように取り組んだらいいのか、
戸惑いや疑問が湧くかもしれません。

また、そもそも『カルマ・ヨガ』ということ自体に、
興味や関心を示されない方もいるかもしれません。

私たち人間は、誰でも多かれ少なかれ「欲」を持っています。

その「欲」をひも解いていくと、お金が欲しいとか、
車が欲しいとか、家が欲しいとか、家電製品が欲しいとか、
いわゆる「物」に対する”欲求”が中心に見られがちですが、

実はこの”欲求”をよく観察していくと、
「現状よりいい結果や成果が欲しい」という
言わば、形として見える「物」ではない、
形のない見えない「モノ」もあることに気づけます。

例えば『カルマ・ヨガ』の手法についての概念は
理解できたので、どのように実践していったら、
いつ頃までに今抱えている問題や課題がキレイに解決できて
心が平安になり安心を得られるのか、

というように想像力が先行してしまうことで、
“自分が望んでいる結果や成果を
先に求めてしまう”
そんな状況に陥ってしまう危険性があります。

さらに極端なことを言えば、そのことが具体的にわからない、
メリットが期待できないのなら、
“『カルマ・ヨガ』を取り組む価値や意味、魅力がない”、
そのように結論づけてしまう可能性も十分にあります。

しかし、これは『カルマ・ヨガ』に限らず、
すべての『ヨガ』に共通して言えることなのですが、
その本質は、私たち人間が持つ、好き嫌い、価値観、
固定観念、信条といった想念というものを
遥かに超越しているところにあるというのが真実なのです。

また、これは信じ難いことかもしれませんが、
私たちの理解を超えた深淵で識り得ていない、
人それぞれの生き方、在り方、
つまり、“人生の目的、役割”へと
つながっているということです。

もし、仮定や仮説といった捉え方でいいですから、
しっかりと理解できなくとも、漠然と何となくわかった、
そんな感覚でもいいので、先入観を持たず、
すぐに始められることをお勧めします。

私たち現代人は物事を分けながら固定的、論理的に
捉えることによって理解しようとする傾向があり、
つい結果や成果を早く出したいと思ってしまいがちですが、

どちらかと言うとその傾向とは正反対の、
自然の流れに逆らわず焦らずゆっくりと、
自分のペースで少しずつ噛みしめるように理解していく、
そんなスローペースなスタイルが相応しいように思います。

ただし、 スローペース を重視し過ぎる余り、
「心の準備期間が必要だ」と言い出してしまうと、
ともすると絶好のスタート機会を逃してしまう
可能性もあります。

具体的には“ベビーステップ”と言われるような
簡単でささいなことでOKです。

例えば、毎日して習慣化している歯磨き、手洗いとか、
また、仕事で使用している電話やパソコンの掃除など、
その時できる限りの想いで丁寧に心を込めてやってみる。

また、”一日一善”の標語のように、
一日に1つ、またはかける時間を一分とか数分、
極論一秒という短時間でもいいので、
“目標設定”という感じで行為を決めて実践する。

例えば、毎朝仏壇に向かって真剣に気持ちを込め
手を合わせて祈るというような行為です。

実際に取り組み出したらわかると思いますが、
人間は誰しもつい忘れてしまいがちになりますので、
いつの間にか完全に忘れてしまった、
ということもあるかと思います。

そんな時でも、気づいた時点でまた再開すればOKです。

できる範囲で無理することなく実践するというのが、
この『カルマ・ヨガ』の本来の主旨ですので、
自分を責めたり、プレッシャーをかけたりせず、
改めて何度でもやり直せばいいのです。

「三日坊主」という言葉がありますが、
三日間やらずに忘れてしまっても四日目から
また始めればいいのです。

忘れてはやり直し、また忘れてはやり直すを
繰り返すことで、長い目で見れば、
それは継続していることになります。

『カルマ・ヨガ』を実践していく上で最も大事なことは、

“結果や成果を期待したり、求めたりせず、
いかに継続できるか”


この一点に尽きると思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
このブログの感想のコメントを一言でも頂けたら今後の励みになります。
どうぞよろしくお願い致します。

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