人生は何のためにあるのか?PART4

前回のPART3に出てきた言葉、
「そこ」「それ」
このような言葉が出てきたことに対して
何らかの違和感を感じられた方もいるかと思います。

また、「本質」という言葉の意味について、
どのように理解したらいいのかと
疑問に思われた方もいるかと思います。

究極の真実を表現するには、
「言葉では表現できない」、

より正確に言うならば、
「言葉で表現された時点で意味そのものが固定化、
もしくは肯定化され、それ以外は異なるもの、
違うもの、否定されたもの」

そのように自他という形で分けられてしまい、
「そこ」「それ」「本質」が表現する本来のもつ意味から
かけ離れてしまうからなのです。

人生の中心とも言える壮大なテーマだけに、
私なりに経験を含めながら、識る限りの情報をもとに
できるだけわかりやすく説明してきたつもりですが、
やはりと言うか、予想通りと言うか、
かなり抽象的な内容となりました。

スピリチュアルの世界について、このような文章で説明、
特に今回のような人生の意味を究極のところまで
掘り下げていくには、どうしても言葉の表現だけでは
無理があり、説明が追いつかない形となります。

しかし、そのことがわかっていながら、
このように投稿し続けることに、
何か深い意味があるように感じています。

頭の中でキーワードとなる文字が
浮かんだりすることもありますが、
文章の原文は言葉を紡ぎ出しながら形を整えていく、
そんなパターンが主流です。

それは、私自身の心にある波動を言葉に変換して
発信し続けているにも思え、一人でも多くの読者の方に
それを少しでも感じ取って頂けたら、ありがたい、
そんな想いがこのブログを書く続けられる
パワーになっているように思います。

ここで1つ例え話をします。
それは「水」についての話です。

「水」は常温の状態でしたら、液体という形の「水」です。
「水」を摂氏0度以下の氷点下の温度、冷凍庫に置いたなら
「氷」に変化します。
また、摂氏100度の沸点の温度になると「水蒸気」へと変化します。

しかし、私たちの目からそのように3種類の形に見えても、
その分子構造は「H2O」で同じです。

このことから、「水」「氷」「水蒸気」という目で見える
現象に囚われるのではなく、
その元になるもの、この場合「H2O」を念頭に置く、
つまり、現象のさらに奥に在るモノを意識することが
必要だということです。

このような視点の持ち方が「本質」へアプローチするための
ヒントになるかと思います。

「そこ」「それ」「本質」は融通無碍の存在であり、
有限、無限を問わずあらゆる存在の根源であり、
また、その属性としてあえて言葉で表現するならば
下記のようになります。

「神」「神意識」「神一元」「神我」「真我」「宇宙」
「全体意識」「愛」「愛一元」「絶対」「空」「神我」
「無限」「叡智」「普遍意識」「真理」「光」「光一元」
「ひとつ」「生命」「永遠」「非二元」「本源」「実相」
「サムシンググレート」、「ハイヤーセルフ」、
「本当の自分」、「高次元の自分」など、

ひとつひとつの言語として辞書での表現と意味は異なりますが、
先程の「水」「氷」「水蒸気」と「H2O」の関係を当てはめると、
実は「本質」は皆んな同じなのです。

この感覚については、ひとりひとりの心についての考え方、
向き合い方、さらに行動を通しての今までの経験や
その受け留め方や検証の仕方によって、
また、それぞれペースやスピードが異なります。

もし、それをご確認したいとの希望やご相談があれば、
ご連絡もしくはカウンセリングを通じて私と多少なりとも
関わって頂ければ、“ご自分の現在位置”が少しずつご理解頂き、
感覚が実感としてわかり始めるかと思います。

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