恐怖から逃れられない真実と対処法

ある出来事を通して親族から違和感を感じたことが発端で
今回のブログを投稿しようと思いました。

そのある出来事とは夫婦間の離婚問題で、
それ自体は成立して決着となりました。
ところが、傍からはスッキリしたとように思えたのですが、
どうやら当事者の心の内側は異なっていたようでした。

彼らが同居していた時、言い争い程度のことはあったようですが、
家庭内暴力(DV)という事実はありませんでした。
ところが、なぜか強者(夫)と弱者(妻、子)という関係になってしまい、
離婚後も元夫に対して妻子が恐怖心を抱いたままとなりました。

違和感と感じた理由は、その恐怖心が私には全く理解できなかった
からなのです。

元夫にしてみれば、

「なぜ離婚しなければならないのか」、

最後までその理由が理解できなかったようで…

身体の障害もあったことがよりコミュニケーションを困難にさせて
お互いに十分な話し合いができなかったことが離婚に至った
要因の一つです。

妻子にとってはコミュニケーションが成立しないことで、
当初はそのことに対する不満しかなかったのですが、
それに元夫に対する積年の憎しみが加わることによって、

元夫がブチ切れして暴力的な危害を受けるのではないかという、
勝手な憶測や妄想がどんどん膨らむ一方となり、
不安や恐怖へとつながっていきました。

この一連の状況からわかることは、

「ありもしない根拠のない妄想を増大し続けるとどうなるか」、

その典型を見たように感じました。

もう、ここまで至ると、恐怖心というネガティブな心理を
自ら創り出すという一種の悪循環に陥ってしまい、
視野や思考の範囲がどんどん狭くなり、
正常な判断、識別ができなる可能性が高くなってしまいます。

結果的に本来、自分たちがやるべき事柄がおろそかになってしまう
危険性があります。

元夫がこの世に存在する限り、妻子の心から不安や恐怖は消えず、
また、仮に彼がこの世を去ったとしても、
彼への想いは必ず潜在意識に残っているので、
夢の中に出てきたり、出来事や物から彼を連想したりする
可能性があり、最終的に不安や恐怖は決して消えることはありません。

そんな厄介な想念をこれからの人生ずっーと引きずったまま、
妻子は生きていかなければならないわけですから、
とてもしんどい状況を抱え込み続けることになるわけです。

しかし、こんな極めて厳しい状況であっても、
自分たちの心を救える方法があります。

それが『ゆるしの実践』です。

それは、単に「人に対して罪を許す、または人に許しを請う」
という一般的な解釈のものではなく、

「間違ったものの見方を修正して、もともと何もないということに気づく」

という意味のことで、その結果として、
まずは“自分の心をゆるす”ということを実践することで、
“他者の心もゆるす”ということにつながっていきます。

例えば今回のケースなら、
妻子の不安や恐怖心といったものは、心が勝手に創り出してしまった
“実体のない一種の幻想”に過ぎないものであって、
それにどんどんハマリ込んで囚われているだけのことなので、
そのことに気づけばいいわけです。

そして、現実世界では、元夫は不安や恐怖心の対象となるような
逆恨みしての暴力や暴言などの行為をしていません。

つまり、「そうなるかもしれない」、「そうなったらどうしよう」、
そんな頭の中で想い描いた想像の世界に囚われているだけで、
そのことに気づけばいいということです。

『ゆるしの実践』、その本質は乱れた自分の心の状態に気づいて
素直になって人間が本来持っている「愛の表現に戻る」
ということなのです。

心の中で起こり常に変化していく状況なので、
なかなか難しいと思われがちなことですが、
不安や恐怖を感じたら、できるだけ早くにそれに気づく、
このことを繰り返していくしか方法はありません。

自分の心を修正していくというのは、根気と時間を要しますが、
あきらめず、腐らずに継続していくしかありません。

これが生涯を通じて最も価値のある正しい方法と言えるのですが、
善い方向へ進んでいるという目安となるものがあれば、
取り組んでいく姿勢も幾分か楽になると思います。

私の経験上言えるのは、

「どんな相手であろうとも感謝の気持ちが湧いてくる」

少しでもいいので、そう感じられたら、
それが善い方向へ進んでいる「一つの証だ」と思って下さい。

そして、最終の行き着くところは、

「相手も同じ人間なのだから、
自分がどんな想いをして足掻いたにせよ、
最後は出会うすべての人間をゆるすしか選択がない」

そんな心境に至ることだと思います。

まさにそれは、人間の力ではどうにもならない状況と悟りきって、
すべてを神に委ねる、明け渡す、という
一点の曇りもなく晴れやかな心で降参するしかないと
覚悟を決めて、もう迷わずに万歳するような気持ちです。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
このブログの感想のコメントを一言でも頂けたら今後の励みになります。
どうぞよろしくお願い致します。

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