既知の情報との正しい向き合い方

前回のプログで物事に向き合う時の心得について、
子供のような「純粋さ」、「素直さ」が重要で、
「初めてのつもり」、「新たな気持ち」で臨むことかが、
鍵を握っていると書きました。

私も当初そうでしたが、実践してみるとわかりますが、
「頭でわかっていても、実際に行動に移すのは難しい」
ということに気づくと思います。

いわゆる「慣れ」と言われるもので、
その時点で必要な情報を得ることにより、
知識として固定化します。

この”知識として固定化”は、
日常生活や仕事をする上で必要不可欠、有益な一方で、
既存の知識として認識することで満足して、
それ以上の理解を不用としてしまう危険性も含んでおり、
まさに”両刃の剣”という見方もできます。

私たちは、物事を一度経験すると、自分なりの価値観で判断して、
その後、同じような経験をすることで、独自の固定観念や先入観を
創り上げていきます。

そのベースとなるのは、意識もしくは無意識に関係なく、
“自分は正しい、間違っていない”という、
言わば“自分を正当化していること”が考えられます、

加えて私たちが知識を得る習性として、
一度学んだことは既に収得したという“思い込み”により、
同じような物事を目の前にしても、

「もうそこから学ぶ必要がない、得るものがない」

というように自己判断しまいがちになります。

誰かと何かの事象について会話をしている時

「あっ、それ知っている」
「それって聞いたことがある」
「あそこで見たことがある」
という反応の言葉が出てきた時、

「~に決まっている」
「~にちがいない」
「~はずである」
という断定化を意図する語尾をつけている時、

話の内容や展開にもよるかと思いますが、
これらの表現を使う背景には、考え方や思考そのものを
固定化する傾向になることによって、
独自の価値観、固定観念、先入観などを
無意識のうちに会話に入れてしまっている可能性があります。

さらに、他人の考えや意見を信じ込む、
いわゆる“依存”とか“鵜呑み”と言われるように、
自分の考えを最初から放棄してしまっている場合も
同様の状態と言えます。

そのような状態は、自分でも知らないうちに、
“新たな知識”を得られるチャンスを逃してしまっている
可能性が十分にあります。

もし、既知の情報から、“新たな知識”をさらに引き出すことが
できたならば、 その後の人生の展開が大きく変わっていきます。

それは“新たな知識” というものが単なる新たな概念や情報の
領域だけを表わすのではなく、人間の持つ価値観、固定観念、
先入観といった、この世で生まれてから心の作用として
身についてしまったものを少しずつ“剥がしていく”
そんな作用を促していくことになります。

そのために冒頭に上げた、
「純粋さ」、「素直さ」、「初めてのつもり」、「新たな気持ち」
これらが、価値観、固定観念、先入観などを“剥がしていく” ための
鍵を握っているです。

“なぜ、そのようなことをする必要があるか?”

“どうして、 今まで自分が持っていた価値観、固定観念、
先入観などを変化させていかなければならないのか?”

これらの問いかけに対して、

「自分自身でその『答え』を見つけていかなければならない」

ということなのです。

というか、私たちは自分のその『答え』
既に心の内面に持っているのですが、悲しいかな、
そのことに“気がついていない”
ただ、それだけのことなのです。

逆に言えば、自分の心の状態に“気がつく”
つまり、“腑に落ちる”ようになれば、
『心の変容』が実感できるようになります。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
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どうぞよろしくお願い致します。

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