形有るものはすべて壊れるその真意

今から20年程前に食品関連会社の営業をしていて、
和歌山県にあるスーパーの鮮魚店の店長と
商談していた時の話です。

話の内容は忘れましたが、その店長の口から突然、

「この世で形有るものはすべて壊れる」

という言葉が出てきました。

この当時の私は精神世界やスピリチュアルのことに
嫌気が差し距離を置いていました。
できるだけ現実世界のことに意識を置いて
向けるようにしていました。

しかし、店長からその言葉を聴いた時、
なぜか違和感が感じられず、どちらかというと、
その言葉を受け容れて心のどこか“納得感”のようなものを
感じていました。

それから20年近くの年月が過ぎていく中、
現実の世界でさまざまな状況が発生する度に
その言葉が思い出されるようになりました。

特に家の中にあるテレビ、エアコン、洗濯機、パソコン
といった長年愛用していた家電製品が突然壊れてしまった時、

キッチンで食器洗いをしていて手が滑ってしまい、
食器を落として割ってしまった時など、

「この世で形有るものはすべて壊れる」

この言葉を思い出してきました。
そうかと言って悟りの境地に達したわけではありません。

また最近、こんな出来事もありました。

自宅のお風呂の給湯器の具合がおかしくなりました。
ちょうど近くのサービスショップの方が点検に来る時でしたので、
見てもらったところ、

「老朽化のため製品そのものの交換する時期になっている」
と言われ概算見積を提示されました。

その見積金額を見た途端、金額の大きさに私たち夫婦は
顔を見合わせて愕然となりました。
もちろん、返答は保留にしました。

しかし、現実問題としていつまでも顔を見合わせたままでいる
わけにはいきませんので、ネット検索で懸命に調べたところ、

「キンライサー」という業者が見つかって、
過去にアップされた評価をひと通り読んで、
見積書の依頼をかけたところ、

先述のサービスショップの方の見積金額の半分以下の
金額でしたので、提示された見積金額を驚きとともに
真摯に受け留めていました。

結論から言えば、我が家の給湯器は、
この「キンライサー」に施工してもらい、
新しいものに換えました。

仕事でマンション管理員をしている関係で、
施工業者を多数この目で見てきましたので、
クォリティーの高さは確かだったように思います。

しかし、この個人的な評価は一時的で表面的なものに過ぎず、
さらにグローバルな“この地上に存在する物質の特性”
という視点に立てば、

「この世で形有るものはすべて壊れる」

それは創造、維持、破壊という宇宙全体の壮大なサイクルの
ほんのひとコマを表現していると言えます。

そして、私たちの視点をより拡大していくと、

「すべては自然法則の通りに起きている」

そのことがわかってきます。

言い換えれば、

「起きていることは正しく、
 問題はどこにも生じていない」


そのような表現となります。

言葉の表現では矛盾するように感じられる
かもしれませんが、起きている現象そのものに
囚われるのではなく、

深くよく考察していき物事の本質を観ることで、
“真実の感覚”として捉えることができます。

“真実の感覚”は何も特別なものではなく、
心を落ち着かせ冷静に観察していけば、
誰にでも収得できるものでもあります。

そして、どうして”真実の感覚”
身につける必要があるか、
それを心底から理解でき、
一体化できるような感覚となった時、

“今、ここで何をする時なのか、
そして必要なことは何なのか”、

家庭や仕事場に限らず、どんな場所であっても
このことに集中できるかどうかが鍵を握っています。

また、それは“個の自分”を超えた、
“どこにでも広く遍く存在する意識”である『普遍意識』
つまり、『本当の自分』へ近づいていく準備ができつつある、
と言えるかと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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