情報のインプットとアウトプットはバランスが大切です!

私がこれまでご提供してきた数々の情報は、
霊的情報、つまり精神世界とかスピリチュアルに関する情報で
ほとんどが“概念”です。

“概念”という知識は、言わば地図のようなものでしかありません。
「ここに行きたい、あそこに行きたい」と言ったところで、
地図を使って実際に目的地に行かなければ、
地図は何の役にも立ちません。

ここからは少々厳しい表現になりますが、
つまり、霊的情報を知っただけでは、頭の中には入った
“インプット”の状態ですので、
そのままでは何の役にも立ちません。

自ら能動的に活かしていく(“アウトプット”)が必要で、
実践しないと“弊害”が出てくる可能性があります。

実は、その”弊害”によって私は何度も苦い思いをした
経験があるから、このように言うことができるのです。

“弊害”とは、“カルマの法則”、つまり“作用と反作用の法則”
“原因と結果の法則”の通りに、霊的情報を知ったからには、
その“責任”を果たさなかったために、
現実世界で翻弄されるような事態に陥ったということです。

“弊害”の典型的な例としては、「観念の牢獄」です。
頭で考え理解しようとすると、必ず“矛盾”が生じてきます。
つまり、無限の情報を有限の脳細胞で理解するのは、
根底から不可能なことにも関わらず、それを強行することで
頭の中が混乱してしまいます。

また、自分の価値観に合う都合のいい情報だけを
取り入れようとしたり、反対に無関心を装ったりしても、
結果として同様の状況となります。

さらに、この霊的情報を自ら経験もせずに
“知ったかぶり”、”少しかじった程度”または”鵜呑み”にして、
無分別に配慮なく他者に教えたり、ネットなどで意図的に
拡散してしまうと確実にカルマが生じます。

要は、人間の自我意識でどんなことをしたとしても、
絶対にごまかすことはできないということです。
これが“カルマの法則”“神の法則”とも言われる
所以でもあります。

霊的情報の知識は、学校で勉強する学問の知識とは
一線を画しています。

地球上のありとあらゆる物質、現象の根底に在る本源、
本質です。つまり、私たちの目の前にある、
「人間関係」、「出来事」、「物事」
それらすべてを元から支えているのです。

それは絶対の真理であり、普遍なる叡智へと誘われていきます。
そして霊的真理は、万能であり、完全、完璧で
寸分の狂いもありません。
それだけに識った者としての“覚悟と責任”が伴うのです。

私は過去の苦い経験から、もう同じことを繰り返したくない、
味わいたくない、という想いから、
“責任”を少しでも果たそうと決心して
現実の生活や仕事に活かすことを始めました。

この実践によって、結果的に本当に楽になりました。
おそらくですが、現実のことに活かしたことによって
カルマが幾分か解消されたお陰かと感じています。

最初からそのように実践すればよかったと思ったほど、
気持ちが「ふぁっと」と軽くなったのを今でも覚えています。

その以降、この”弊害”に値するような事象は起きなくなりました。
私の先生は常々“カルマの法則”には寸分の狂いもない、
ということをよく口にされますが、
まさにそのことを経験させてもらったように思います。

このような私の経験から言えることは、
霊的情報を“インプット”されたなら、
その情報を自分のこととして置き換えて、
現実の生活や仕事に1つでもいいですから、
“アウトプット”、つまり実際にやってみる、

つまり、双方のバランスを取ることを
心がけるようにすることが大切だと思います。

“アウトプット”って、具体的に何をすればいいの?」
とよく聞かれます。

それは、あえて身構えてする程のことではありません。
自分らしさを表現するということになりますが、
日記を綴ったり(備忘録でもOK)、ブログにコメントしたり、
他者や親族に自分の考え、意見を伝えたり、
最終的には、自分が問題や課題だと思っていることに、
どう向き合うのか、その在り方、姿勢が問われていきます。

ひと言で言うなら、

「ただ、自分に素直になって行動しなさい」

そういうことだと思います。

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