さらばマンション管理員 PART1
今回は仕事として延べ13年携わった、
“マンション管理員”について書きたい
と思います。
47歳の時、うつ病になり、
2年半近くの治療、リハビリの末に
体調面を考慮して、求人応募したのが、
パート勤務のマンション管理員でした。
勤務したのは新築マンションで、
管理業務も住民の方との関係も、
すべてゼロからのスタートでした。
一人勤務でしたので、慣れるのに時間を
要しましたが、月日が経ち慣れてくると、
モチベーション維持が難しくなり、
孤独感に襲われる日々となりました。
しかし、5年目に瞑想を皮切りに、
霊的真理(スピリチュアル)の学びを
始めたお陰で、孤独感が徐々に解消されて
いきました。
自ずと精神的に安定していき、
管理業務も自信とともに平穏な状況が
そのまま続くかと思われました。
ところが、10年目の時、書類関係を中心に
業務のマニュアル化が始まり、半ば強制的に
仕事の流れが変わっていきました。
それまでマイペースで、
“自由気まま”にやってきた私にとって、
“窮屈、不自由”に感じられる事態へと
変わっていったのです。

その頃、家庭では義理母の認知症と
ペットの介護が重なる状況となり、
世話をする人手の問題が出てきました。
結局、私がそれを引き受ける事になり、
1社目のマンション管理員の仕事は
辞めることとなりました。
ただ、よくよく考えてみたら、
以前と比べて、所属会社の体制が、
前述のように変化してきたことが、
私の心の中で、
“不満、”不安”、”恐れ”といった
ネガティブな想念を誘発する一因に
なっていたように思います。
また一方で、長年、経験を積んできた
“自信”から、たとえ他社であっても
マンション管理員ができるという、
“過信(自惚れ)”があったように思います。
つくづく自分のことがわかっていない、
“とことん無知で未熟者”だったことを、
今になって痛感し、反省ている最中です。
この“過信”は2社目のマンション管理員に
勤務して数ヶ月が過ぎ、
突然、強烈なしびれと痛みに襲われた、
坐骨神経痛の発症が具体的な形として
出てきたように思います。
右足全体に症状が出ましたので、
当然のことながら、日々の管理業務に
支障が出るようになりました。
根本的な原因はわかりませんが、
“カルマの解消”もしくは“身体の浄化現象”
であることを何となく感じ取っていました。
精神的にも、肉体的にも、
きつく苦しい状況が続き、
活路を見出そうと藁にも縋る思い
となりましたが、
ある日ふと想いにふけった瞬間、
「このままで本当にいいのか?」という
“疑念”が心の中からスウーッと、
自然に湧いてきてたのです。
当初は忍耐強く頑張ろうと、
改善するための工夫、手段を探し求め、
実際に複数の方法を試したのですが、
結果として、最良の方法を見つけ、
取り組むこととなりました。
ただそれでも、身体の感覚ともろに直結する、
しびれと痛みという症状が長引いていくと、
その限界まで線引きが曖昧になり、
次にメンタル面への影響が出てきたことで、
退職の選択をするしかありませんでした。
最終的に、
“自分の現状を意思表示するしかない”
という結論に至りました。
つまり、“自分で自分を認めてあげる”
もう、それしかなくなったということです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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