身体のバランスから気づいたこと
今の私にとって最大の関心事は、
このブログでも以前触れましたが、
“坐骨神経痛の改善”です。
今年の2月から始めた運動療法も、
時間と労力、お金をかけて、
トレーナーとマンツーマンの取組みが功を奏し、
改善の方向へ進んでいます。
ただ、その施術から10ヶ月が経過して、
“新たな課題”が見つかりました。
それは私が以前から自覚していたにも関わらず、
対応策が見つからないという理由で、
半ば放置していたことでもありました。
しかし、坐骨神経痛と深く関わっていく中で、
“ある状況”から、それが浮き彫りとなりました。
“ある状況”とは、長年、月に1回、通院している
鍼灸院の先生が施術中に私の身体の状態について、
「両足のつけ根の腸腰筋が固くなっている」
と指摘され、想定される症状も聞きました。
戸惑いと不安が募ったものの、
そのようになった原因がわからず、
当然、対処法もわかりませんでした。
ただ、”腸腰筋”という骨盤付近にある
筋肉の部位の名称が気になっていたのか、
ズッーと心の中で残っていました。
後日、近所の整骨院で診てもらったところ、
同様に”腸腰筋が固くなっている”と言われました。
奇しくも二人の専門の先生から、
同じ診断をに受けたのですから、
心がザワつき混乱して落ち着きを
失いました。
すぐに帰宅してネット検察で調べたところ、
坐骨神経痛の症状と関連することがわかり、
ショックを受けて途方に暮れ、
これまで9ヶ月かけて真剣に運動療法に
時間と労力とお金をかけてきたことが、
「効果なく無駄だったのか!」
と思わず叫びたくなりました。
しかし、もう一度、現実を振り返り、
“冷静”に考え直してわかったことなのですが、
“ここで私自身を責めたとしても、
損することはあっても得になることは
何一つもないことに気づけた”のです。
要は私が患っている坐骨神経痛について、
“一側面だけを見ていたに過ぎない”、
ということなのです。
つまり、運動療法という一側面だけを見て、
それに価値を認めるまでは良かったのですが、
過度に改善効果を求めていることに気づかず、
“全体の視点で観ていなかった”わけです。
もし、身体のバランスという全体の視点で
観ていたならば、従来とは異なる状況を
外部から指摘され心が動揺し、
落ち込んでショックを受けたとしても、
“自ら心の修正すること”で収まっていた
可能性もあったということです。
私たちは人間である限り、どうしても
目の前で起きるあらゆる出来事に対して、
必ずと言っていいほど多かれ少なかれ、
“心が反応する生き物”であり、
“反応のまま放置するか”、
“心の修正をするか”、
どちらかを選択するかによって、
“その後の対応が変わる”可能性を
秘めているということなのです。
しかし、悲しいことに現実世界において、
それが真実であることを識る人は
ほとんどいませんし、さらに実践している人も
皆無に近い状況です。
結果的に、私が経験した今回のような事態に
ついては、“自ら心の修正すること”で、
新たに“どう対応していくのか”という指針を
見出すことができました。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
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