愛犬の生と死から学んだこと Part5

ここまで4回に渡って亡き愛犬から学んだことを
私の経験を通しての側面から述べてきました。

これまで私が述べてきたことは私自身の内面で起きたことを
できるかぎり表現しようとしてきました。

しかし、その展開における主人公であり最大の協力者は、
愛犬自身、より生命の根源に基づく表現を使うならば、
“愛犬の魂”であったのではと思えるのです。

私自身は“愛犬の魂”を視覚的に見ることはできませんが、
その生命力を通して“感じること”はできたように思います。

犬をはじめ人間以外の動物たちは、人間のように悩んだり、
迷ったり、判断したりという思考はもともと持っていません。

持って生まれた本能を軸として常に行動に移しています。

それ故、人間よりはるかに自然界に根ざした生き方を
実践しているわけです。

だから、身体全体の様子から、
体調が悪かろうと、病気であろうと、

「今、何をしたいのか」

「今、何ができるのか」

そんなことを本能的に識っているように思うのです。

さらにそれは常に自分の魂と連動している、
そんなふうにも感じられるのです。

「なぜ、そのように感じられるのか?」と、
もし尋ねられたら、

それは“人間の魂と本源は同じで共通するものがある”
ということが思えるからです。

ただ、このような内容になると難しいのは、
“言葉では表現できない状況や経験を表現する”
ということにあります。

自分の心の中ではわかっているのに、
その対象が言語表現の範疇、限度を超えているため、
どうしてももどかしい感じを抱えつつ、

ある程度のニュアンスめいたことは表現できたとしても、
ズバリそのものと言える正確無比なことは
言語化できないということです。

極論を言えば、
私たちが“言葉では表現できないモノ”
あえて言葉を使って表現したならば、
「それ」はその時点で 「それ」そのものではなくなる、
ということになります。

こんな表現をすると、頭が混乱される方もいるかもしれませんが、
それが真実なのです。

このことによって「『それ』」とは何?」、
という疑問が湧くように思います。

言えることとしては、
「それ」は形とか物質とかに限定されるものではなく、
形のない、物質ではないものも含む、
“どこにでも在る無限の存在”という表現になります。

私自身の感覚では、“生命力”、”エネルギー”
そのような言葉が近いように感じています。

スピリチュアル分野の表現で言うならば、
“波動”、”霊”、”魂”などの言葉が該当するように思います。

いずれにしても1つだけ明確に言えることは
どんな言葉や表現をしようと私たち人間が持つ身体に備わっている
“五感(五官)を超えた存在”であるに違いないです。

第六感という言い方もありますが、
人それぞれ感じ方は異なりますので、
短絡的に固定化したり、断定したりせず、
「何となく」とか「こんな感じ」とか、
漠然とした感じでの捉え方でいいようと思います。

特にその対象が今回のように可愛がっていたペットとなると、
どうしても感情移入に成りやすいので、
経験上、冷静に対処するのが難しかったように思います。

それでも、時間をかけながら過去を振り返って
注意深く築いた関係を観察していくと次第に視点が変わっていき、
それまで気づかなかった点に新たに気づくことがあります。

亡くなった愛犬のことで言えば、幾度も病に侵され、
奇跡的に回復して元気さを取り戻すごとに、
その生命力のたくましさに驚嘆するとともに、
私自身も励まされ、癒やされました。

ところが、もっと重要なことが後日になりわかってきました。

それは前回のブログに書いた、

『無私の奉仕』

このことを私が芯から理解していなかったようで、
愛犬の介護や看病といった今までの人生で経験したことのない、
体力的にも精神的にもシンドイ出来事を通して、

『本当の愛とは何か』

それを身をもって教えてくれ、使者の役割をしていたのが
愛犬自身であったということです。

たかが犬ごときのことでと笑われ、また大げさだ思われる方も
いるかもしれませんが、私の中では一貫性があり
納得したことと捉えています。

魂の成長のため、神様はあえてその人間の弱点とか、
苦手とするところを突いてくると聞いたことがありますが、
まさにその通りだと心から実感しています。

生まれて60年以上、己の未熟な愛さえも知らず
これまで生きてきましたが、この度の一連の経験を通して、

『無私の奉仕』

ひとりの人間としてこの世で生きているうちに
“何ができるのか”ということを真剣に考え行動に移すことで、
この言葉の真意により近づけるように思います。

また次のステッブとして、
「そのような行為が人にも同じようにできるように」、
という意味合いも含んでいるように思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。
ご興味、ご関心を持たれましたら、
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どうぞよろしくお願い致します。

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